中国おっかけ★たいむず

会社を辞めて中国へ留学に行ったら、キャリアも家庭も手に入りました#トリリンガル

中国で高まる高級志向、一般庶民の暮らしから

f:id:Yuuuumi:20191109091929p:plain

 

こんにちは、ゆうみです。

 

さて、わたしは4年ぶりに中国(ハルビン市)へ帰省したのですが…たった4年間の間にも、街ではさまざまな変化が起こっていました

 

特に驚いたのは、庶民の暮らしの変化→“モノの高級化”です。中国の富裕層(スーパーリッチ)に限らず、一般庶民が食べるもの・使うものが、少しずつ“グレードアップ”していました。

 

今回は、中国で高まる高級化志向をまとめながら、中国人の暮らしが変わっていることを肌で感じた、そんな話をしたいと思います。

 

中国で高まる高級化志向〜暮らしの変化〜

 

それでは、詳細について見ていきましょう。

 

 

実録、モノの高級化

 

アボガド

f:id:Yuuuumi:20191109105924p:plain


 さて、中国到着1日目にさっそく義母がスーパーへ連れて行ってくれました。そこで目にしたのは“アボカド”。アボカドを見てわたしも夫もびっくり、というのも、4年前までは、中国(ハルビン市)でアボカドを“たべる”どころか“見た”ことさえなかったからです。

 

ちなみに、義母は今だにアボガドの存在を知らないし、一体どうやって食べればよいか見当がつかないとのこと。一体どんな人が購入していくのでしょうか

 

そんなアボガドの販売価格は一つ8元(≒120円)。ちなみに、同じスーパーでリンゴは一つ約18円で販売されていたので…、中国人にとってアボガドは高級フルーツといえますね。

 

【コラム】中国におけるアボガドの展望

 

2011年度にはたった3トンだったアボガドの輸入量が、2018年度は4万トンまで増加しています。

日本の輸入量はというと…7万トン(2018年度)です。

中国が日本の輸入量を追い抜く日も、そこまで迫っているようです。

 

 

ビール

 

f:id:Yuuuumi:20191109211010p:plain

ハルビンご当地ビール“ハルビンビール”



ハルビンをご紹介した記事(↓)では、ハルビンご当地ビールとしてハルビンビールを紹介しました。

 

www.okktimes.com

 

4年前までは、家族の定番ビールだったハルビンビールが…今では外国産ビールにすっかりその地位を奪われています

 

ハルビン市内のレストランでは、今やみんなバドバイザーを飲んでします。

 

ちなみに、バドワイザーの販売価格は、ハルビンビールと比べて約2.5倍となっていて…ビールもずいぶん高くなったという印象ですね。

 

  • バドワイザー:6元(90円)
  • ハルビンビール:2.5元(37.5円)

 

ハルビンビールしか飲まなかった夫の伯父も例にもれず「バドワイザーかカイザーキング」しか飲まなくなっていました。

たった4年のあいだに、著しい生活の変化があったようです。

 

 

【コラム】「中国の」ビール

 

私は中国東北部に位置する、遼寧省大連市という場所で3年間の留学生活を送っていました。

留学生時代に主に口にしていたビールは「青島ビール」「雪花ビール」「ハルビンビール」の3種類。おそらく中国東北部では、この3種類のビールが「中国の」ビールとしては一番名が知れていると思います。

さて、これら3種類のビール、中国発祥のビールかと思いきや、もともとは外資のビール会社が販売していたとのこと。(青島ビール=ドイツ、雪花ビール=日本、ハルビンビール=ロシア)。

となると…?いまハルビンで絶好調のバドワイザーも、将来的には中国の企業に買収され「中国の」ビールになってしまう時が来たり…?するかも*1

 

f:id:Yuuuumi:20191109212643p:plain

カイザーキング(21元(約315円)、6本入り)

 

 

テッシュ

毎日使うティッシュにも、生活の変化が現れています。 

 

f:id:Yuuuumi:20191109211526p:plain

(左)一般的な白のティッシュ(右)竹を原材料とする茶色のティッシュ


少し分かりづらいですが、写真右のティッシュは一般的な白色ではなく、茶色なんです。

 

なぜ茶色かというと、原材料と加工方法に違いがあります。

茶色いティッシュの原材料は“竹”、そして漂白処理を行なっていないため、原材料の色そのままの茶色になっているんですね。

 

一般的な白色のティッシュと比べて1.2倍ほど値段が高い茶色のティッシュですが、(義母)は「漂白していないから、体に良い」と茶色のティッシュを愛用しています。

 

f:id:Yuuuumi:20191109212143p:plain

竹製茶色のトイレットペーパーも人気

 

4年前、わたしがまだ中国にいた頃は、全く見かけることのなかった茶色いティッシュ。

4年間中国を離れていたあいだに、価値観や生活の様子がガラリと変わっていました

 

変わらないものもあるけれど

 

とはいえ、もちろん変わらないものもあります。

それは…?中国の国民食である「餃子」ですね。

 

ハルビン市に帰省中、バスに乗っていると若いお母さんが、ぐずる子どもをあやしていました。「ほら、はやく家に帰って餃子をたべようね」と。

 

ピザでも、ハンバーガーでも、ケーキでもなく「餃子」。中国人にとって餃子の地位は不動のようです

 

そんな餃子について、わたしも大好きな中国の餃子チェーン店“喜家德”をご紹介します。

★【公式ホームページ】https://xijiade.com.cn/ (中国語のみ)

 

清潔・安心・サービスの良さ」を売りにして成長を続けている喜家德。クオリティを確保するため、高めの価格設定です。

 

f:id:Yuuuumi:20191111192937p:plain

紙のメニュー。自分で書いてオーダーします。

 

ちなみに、とある日の昼食に私が注文したのは、

  • 三鮮水ギョウザ:24元
  • わかめの和え物:11元
  • セリとピーナッツの和え物:9元

→合計44元(≒660円)

 

もちろん日本と比べたらずいぶん安いですが、中国の物価を考えると結構高い、ですよね。

というのも、ハルビンでは15元(225円)程度でお昼を済ませてしまうことができるからです。

 

結局のところ、中国の国民食“餃子”も高級路線の波にのっていました

 

f:id:Yuuuumi:20191111193827p:plain

食後の飴サービス。行き届いたサービスは中国ではまだめずらしい。

さて、この4年間の変化の大きさに、すこし寂しさを感じてしまったわたし。

食事の席では、家族が勧めるバドワイザーではなく、(留学生時代に)思い入れのあったハルビンビールを好んで飲んでいました

すると、義母から「この子(=わたしのこと)は本当に倹約家でね」と言われ…、棚からぼたもち、思いがけず高評価を頂いてしまったのでした。

 

 

ハルビン帰省に際してまとめた記事は、こちらに順次アップしています。

 

www.okktimes.com

 

*1:ハルビンビール、現在はドイツの会社に買収されているようです。【参照】ハルビンビール - Wikipedia