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【レポート】中国の年金っていつから、いくら貰えるのか?聞いてみました【枯渇の危機?】

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こんにちは、ゆうみです。

 

さて、4年ぶりの中国規制では、夫の親戚とも食事をする機会がたくさんありました。

親戚の伯母さんは、介護ヘルパーを派遣する会社に勤めています。その職業柄、年金事情に詳しく、わたしも興味があったので、いろいろと聞いてみました。

ということで今回は、タイトル通りですが…中国での年金受給開始年齢、受給年金額などをまとめながら、中国の年金って大丈夫なの?という内容をお伝えしたいと思います。

 

 

中国の年金制度について

 

それでは、各項目について見ていきましょう。

 

中国の年金制度

 

まず、中国の年金制度について見てみましょう

受給開始年齢

 

  • 男性:60歳(一律)
  • 女性:仕事の内容によって異なります↓以下をご参照ください。

 

50歳から受給(工場や病院勤務者→つまり、体力を使う仕事に就いているひと

 

55歳から受給(マネジメント職、研究職など)

 

ちなみに、日本のように扶養制度(第3号被保険者制度)はないので、専業主婦・主夫であれば個人で年金を納めなければ、将来年金を受給することはできません。

 

受給額

 

今までの納付額と納付年数をベースに算出されます。考え方としては日本と同じですね。

詳しい計算式は省略しますが、わたしの義母(56歳)と祖母(86歳)はそれぞれ

毎月2400元(≒36,000円)、2,600元(≒39,000円)の年金を受給しています

ちなみに、年金受給額は毎年1,200元(≒18,000円)ほど増え続けているとのこと。

 

【コラム】 中国の戸籍制度

 

中国では農村戸籍都市戸籍という2つの戸籍が存在します。

 上記でご紹介した年金制度の内容は、都市戸籍を有する人たちに対する待遇です。

 

中国の戸籍制度についてはこちらから

中華人民共和国の戸籍制度 - Wikipedia

 

農村戸籍所有者の年金制度は?

 

農村戸籍所有者は毎月70元の年金を受給しているとのこと。 70元…約1,050円です

 

…1,050円?

 

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書き間違えたわけではないです。

 いくら中国農村部とは言え、月1,050円で何も出来ませんよね…驚きの支給額です。 

この事実を知り、いくらなんでも農村戸籍所有者が可哀想なのでは?と思いました。

が、よくよく聞いてみると、どうやら農村戸籍所有者に対しては、もそも“年金制度”が用意されておらず、彼らは年金を納めたことがないとのこと。

 

よって本来であれば年金受給の資格がないそうです。

 

年金を全く納めていない農村戸籍者に対しても毎月1,050円ほど支給している…

見かたによっては、「中国政府、優しい!」という意見もあるかもしれませんね。

 

【コラム】 農村戸籍所有者に対する年金制度確立に向けて

 

農村戸籍所有者に対して次のような年金制度を設けていた時期(1年くらい)があったとのこと。

 

  • 一度に3万元(約45万円を納めると
  • 毎月1,300元(約2万円)を支給

 

→つまり、年金納付者にしてみれば、3年間で元が取れるという破格の?年金制度でした

 

とはいえ、政府からしてみると、“損をし続ける制度”ということとなり、この年金制度はあえなく停止。農村戸籍所有者に対し、現在は新たな年金制度確立に向けて動いている…と噂されています。

 

枯渇の危機?

 

若い世代が年金制度に対して不安や疑問を抱くのは、中国でも同じことのようで、夫も「年金大丈夫なの?」と(伯母さんに)聞いていました。

 

確かに、中国でも少子高齢化が進んでいるのは明らかです。また、わたしは4年ぶりに中国へ帰省したのですが、物価が上がっていることを肌で感じ…不安要素がたくさんあるのも事実なのです。

 

大衆の意見

 

さて、食事の席で年金制度について話していると、その場にいた年配者の意見は総じて「大丈夫だろう」「年金制度の崩壊は→社会制度の崩壊→国が潰れてしまう。そのようなことは国がさせない」といった楽観的な内容でした。

 

わたしも、なんだかんだ言っても年金制度が崩壊してしまうことは無いでしょう!という楽観的な態度を取っています。

その理由としては、年金財源確保の為にできる対策がまだまだあると思っているからです。

 

例えば、中国では現在、年金の受給年齢の引き上げ(男性65歳、女性60歳(一律))を検討していると噂されています。

 

また、最近日本でも話題になっている消費税についてです。

 

中国では、製品購入時に消費税が表示されていないので「中国って消費税ないの…?」と錯覚してしまいそうになります。実際のところ、中国の消費税は内税となっていて、それぞれの商品に一体いくら税がかかっているのか分からなくなっています

 

ということで、本当に財源が底を尽きそうになったとしても、国民に知らせることなく増税することができるので、結構簡単に財源を確保することが出来るのでは…?(いいのか悪いのかは置いておいて)と、思ったりもします。

 

最後に

 

さて、今回は中国の年金制度についてお伝えしました。

 

上記でもお伝えしていますが、わたしの義母が受給している毎月の年金額は2,400元(3600円)「少ない」と思われるかもしれませんが、持ち家があり、贅沢さえしなければ年金だけでも楽しく暮らしていくことができます

 

とは言え、「介護」を受けるとなると、残念ながら年金だけでは介護費用をまかなうことができません。

このことについては、改めてご紹介していきますね。

 

ハルビン帰省に際する記事はこちらに順にアップしています◎ 

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