中国おっかけ★たいむず

会社を辞めて中国へ留学に行ったら、キャリアも家庭も手に入りました#トリリンガル

【レポート】中国での暮らしやすさを考察【大気汚染】

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こんにちは、ゆうみです。

 

さて、「中国へ行きたい!」と思っても、「大気汚染が気になって…」と言って、中国行きを迷っている人も多いのではないでしょうか?

 

実際に、わたしの両親も「空気が悪いから…」と中国へ行くことを渋っています。

 

とは言え、大気汚染のピークは過ぎ去った、というのが今回実際に中国へ行ってみた私の感想です。

 

と言うわけで、今回は中国の大気汚染についてまとめてみました。

 

 

大気汚染の現状と対策

 

 

まず、大気汚染の現状についてお伝えしますね。

 

大気汚染の現状は?

 

4年ぶりの中国と言うことで、わたし自身も「空気はどんな感じなんだろう…?」と疑問に思っていましたが、

 

やはり、日本ほど空気がきれいと言うことはありませんでした。

ハルビンへ降り立った瞬間に感じる日本との空気の違い。

 

ちなみに、ハルビンの観光名所となっている中央大街の近くには、スターリン公園という場所があります。そこには、リアルタイムでPM2.5を計っている計測器が設置されています。

 

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 写真を撮影した当日(2019年10月20日)の数値は105でした。日本に住んでいる人からすれば、まずまずの数値ですね…。ちなみに東京のPM2.5数値は25でした。(10月31日現在)

 

少し話がそれますが、大陸性気候のハルビンでは、空気が乾燥しているので元々ほこりっぽいです。

それに加えて、現在ハルビンの至るところで、地下鉄工事を行なっており、土を掘り返しまくっているところです。と言うわけで、普段よりも更にほこりっぽくなっています

 

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 脅かすつもりは全くないのですが、ハルビン滞在2日目にして鼻水が黒くなりました。11日間着用した薄い水色のコートは、ほこりを吸って何となく灰色に変化…?しました。

 

日本と比較すると、どうしても「中国の空気=▲」、やっぱり汚いという評価になってしまいます。

が、中国の過去と現在で比べると、大気汚染は大幅に改善されました

 

というのも、大気汚染のピークは2013年から2014年あたりで、この頃義母(生まれてからずっとハルビン在住)から衝撃的なメッセージを受信。

 

それは…、

 

いま、外にいるけど真っ白で何も見えない。帰る道が分からず、迷子になってしまった

 

生まれてこのかた50年ほど同じ場所に住み続けている義母が迷子になるとは。大気汚染って凄まじい…。

 

さらにこの頃、北京で働いていた日本人は

 

30階にあるオフィスから外の様子を見ようとしても、下は真っ白で何も見えない

 

ちなみに、この日本の方は大気汚染に恐れをなし、その後台湾へと去ってしまいました。

※注:現在このように酷い大気汚染はありません。

 

個人の生活だけでなく、経済活動にまでも影響を与え始めた大気汚染。こうなっては中国政府も対策に乗り出さないわけにはいきません。

 

ということで、中国政府が大気汚染に対してどのような態度をとっているか、見てみましょう。

 

政府の目標

 

テレビを見ていたら、大気汚染について討論する番組をたまたま目にしました。

 

政府の目標、具体的には「2020年までに、深センのPM値を20まで下げる」とのこと。

 

って、2020年まであと2ヶ月くらいだけど…?と思いながら、本日のPM数値(深セン)を検索してみると、119

あと2ヶ月でどうにか出来るレベルなのだろうか、と疑問に感じつつも、もちろん目標達成して欲しいです。

 

なんてったって、中国はわたしの「もうひとつの故郷」ですからね。

 

さて、そのテレビ番組では、北京の天気の変化も紹介していました。

PM2.5の影響で曇りがちだった2015年と比べて、2018年の快晴日は40パーセントも増えたとのこと。つまり、PM2.5が少なくなったということですね。

 

ちなみに、中国東北部ではセントラルヒーティング*1が採用されており、石炭を燃やして暖かい空気を確保しています。

東北部の空気があまり良くない理由として、石炭を燃やしていることも一因となっています。

そこで、「もっとクリーンな熱源を確保しよう」と番組内では取り上げられていました。

 

また、クリーンな交通手段として政府は地下鉄の利用を推進しています。

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「出かけるときは、車を利用しません」と表記されているポスター、地下鉄の駅にて。

 

【コラム】中国のごみ分別事情

 

今回帰省してみて、目についたのは「ゴミを分別しましょう」というスローガン。街の至るところに、ゴミ分別を促すポスターが貼られています。

 

ちなみに、今のところ家庭ごみなどの分別はされておらず、燃えるゴミ・燃えないゴミ・資源ごみ、何でもまとめて捨てられているという現状。

 

分別が制度化されるには、まだまだ時間がかかりそうですね。

 

 

 

厳しい現実

 

政府も、大気汚染に対してさまざまな取り組みをしているようですが、目標達成までの道のりは長い…と感じています。

 

それは、今回大連市からわざわざ私に会いに来てくれた友人(大連在住10年、ロシア人)が教えてくれた衝撃の?事実

 

去年(2018年)大連でのPM2.5数値が300を超えたとのこと。

 

 さ…300( ゚ ▽ ゚ ;)!! 

 

東京は30くらいなので、約10倍

 

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大連は海沿いにある都市です。土地が狭く周りに工場があった記憶もないし(PM2.5が発生する原因が思い浮かばない)、特に冬は強い風が吹いているし(PM2.5が溜まらない)

 

ということで、PM2.5が300を超えてしまったのか、さっぱり分かりませんでした。

が、大連の大気の状態は良くないようです。実際に10月31日時点のPM2.5は174もありました。

 

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中国のなかでもクリーンなイメージのある都市、大連市。今後の状況改善に期待です。

 

【コラム】母国に“避難”

 

さて、大連の空気状況を教えてくれたロシア人についてです。彼女は大連在住10年を超える大連好きなのですが、この2年間、冬はロシアで過ごしているとのこと。

 

というのも、セントラルヒーティングが稼働する冬場は、PM2.5の値が特に高くなるということで、ロシアに「避難」していると言っていました。

 

 

最後に

 

中国の大気汚染は以前と比べると、状況はかなり改善されています。

中国観光を考えておられる方、空気の心配をする必要はありません。実際に11日間中国へ滞在したわたしも、なにも問題ありませんでした。

 

一方で、空気の問題はまだまだ改善の余地があるともいえますね。来年帰省する際にはもっと空気がキレイになっていれば…と期待しています。

 

 ハルビン帰省に関する記事は、こちらに順次アップしています。

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