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【孔子学院奨学金】漢語国際教育専攻(修士)を履修される方へアドバイス8

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漢語国際教育コースシリーズ、そのほかの記事についてはこちらをご参照ください。 

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さて、シリーズ8回目となる今回は「誓約書」についてお話したいと思います。

 

 誓約書とは?

漢語国際教育コースを履修する、孔子学院奨学生が提出をしなければならない書類の一つです。誓約書は「大学院修了後X年間は中国語教師として勤務する」ことを誓う内容となっています。(たしか「修了後“”年間」だったと記憶しています。)

なぜ誓約書を提出しなければならないのか?

そもそも孔子学院奨学金・漢語国際教育コースの趣旨は「将来中国語教師になる外国人留学生に対して金銭的な援助を行う」こととなっています。孔子学院は、金銭的な支援を行う以上、学生には中国語教師として勤務してもらうことを約束して欲しいのです。

ちなみに、私が所属していたクラスには“中国政府奨学金”の支給を受けている奨学生も1名いました。彼女は孔子学院の奨学生ではなかったため、誓約書を提出する必要はありませんでした。

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誓約書の拘束力

ここまでお読み頂いた方のなかには「え?!私まだ中国語教師になるって、はっきり決めたわけじゃないんだけど…」と不安を感じた方もいるのではないのでしょうか。

実際に私も、誓約書を手にしたとき「まだ授業も受けていないのに、将来のことを今約束できない」と感じたことを今でも覚えています。

提出に至るまでの過程

誓約書の提出に悩んでいた私を見て、知り合いの中国人が次のようなアドバイスを送ってくれました。「留学生なんて卒業後みんな母国に帰ってしまうのだから、中国の大学がいちいち留学生のその後まで追えるはずがない」 

「確かにそうだよね!」と一旦は納得したものの、根が真面目な日本人は深く考えすぎて躊躇してしまいました。…が、最終的には提出するしかないので提出しました。

現状

早いもので、大学院終了からすでに4年が経過しましたが、一度も教職についたことはありません。(孔子学院の方、申し訳ありません…)しかしながら、教職に就いていないことで、孔子学院や大学から責められることはありませんでした。というのも、この4年間で孔子学院や大学から連絡を受けたことが1度もないからです

大学修了後の私の進路についてはこちらをご参照ください。

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補足:孔子学院では就職の斡旋などは行っていません。

さて、上述の「中国政府奨学金の奨学生」が次のように言いました。「この誓約書に署名するということは、孔子学院が就職先を斡旋してくれて、そこで最低X年間働くということではないですか?就職先が保証されていて羨ましいです…」 

「ああ、そういう捉え方もあるのだな」と思い、私も少し期待してみたのですが、答えは残念ながらNO!です。孔子学院では卒業後の就職先の斡旋、就職先の世話などは行っていません

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最後に

教職課程を履修なかで「教師に向いていない」と気づくのも皮肉だな…と思いますが、自分の適性を知る機会を与えてくれた孔子学院には感謝しています。

残念ながら私は教職という道は選択しませんでしたが、日本に帰国してからというもの、中国に何らかの関わりがある企業で勤めており、日中関係には多少なりとも貢献しているのでは?という自負もあります。というわけで、孔子学院の私に対する投資は成功だったのでは?と思っています。