中国おっかけ★たいむず

会社を辞めて中国へ留学に行ったら、キャリアも家庭も手に入りました#トリリンガル

【中国の共通語は】「北京」ではなく「ハルビン」で話されています

ハルビンでは、共通語(いわゆる「普通語」)が使われています。

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世界三大氷祭りのひとつ「ハルビン氷祭り」

私の夫は黒竜江省ハルビン市の出身なので、

知り合った当初は

「ハルビンの中国語は、一番標準的だから、

ハルビン出身の恋人ができてラッキーだったな」

と(冗談で)よく言っていました。

 

↓【ご参考】ハルビン市〜ロシアと国境を接する黒竜江省にある都市〜

ja.wikipedia.org

 

夫の母が話す言葉や、

道端で果物を売っているおばあさんの言葉さえも、

授業で先生から聞く言葉(共通語)に近いせいか聞き取りやすく、

「(私の)リスニング能力が上がった?!」

と錯覚させてくれる素敵な場所が、ハルビンです。注1

 

というわけで、かなり前から

「中国のいわゆる共通語は、

ハルビンで話されている」

ということが意識にはあったものの、

「なぜハルビンか」

という点については気に止めていませんでした。

とはいえ、

せっかくハルビン出身の夫がいることだし

と思い、調べてみることにしました。

 

【まず最初に】北京では階層(身分)によって、話す言葉が違った

・官庁で話されていた官僚の言葉→「標準語」

・庶民の間で話されていた土着の言葉→「北京語」

 

↓【ご参考】標準語

ja.wikipedia.org

 

【次に】なぜハルビンで共通語が話されているのか?

「百度」(中国最大のインターネット検索エンジン)で調べたところ、

この疑問に関する記事がたくさん出てきましたが、

以下の記事を参考にさせていただきました。

↓(中国語)

www.lishibiji.cn

 

 

◎ハルビンは「移民の町」である

実際のところ、ハルビンは比較的新しい町であり、移民の町と言える。早くからハルビンで生活をしていたのは、(中国)東北の人、山東の人、ロシア人、モンゴル人や満州の人たちであり、これらの人々の文化が互いに融合してハルビンの言葉ができあがっていった。この時、建国間もない中国は、未開の中国東北部を、国の「穀物倉庫」にしようと計画し、大量の「兵団」を黒竜江省に送った。この「兵団」らが話す言葉は官僚の言葉(いわゆる現在の共通語)に近かった」

(原文)

哈尔滨真正形成时间并不长,可以说是一座移民城市。每一做移民城市都是语言文化相互融合形成的,早起的哈尔冰生活着东北人,山东人,俄罗斯人,蒙古人和满族人,这些文化相互就成了哈尔滨话。值得一提的是,在建国后,国家为了开垦北大荒这座粮仓,此外省进驻黑龙江一个大的生产建设兵团。这个建设兵团的人所说的语言更加接近普通话

 

まとめ〜上記を考察すると〜

ハルビンの言葉が出来上がり、「これから!」という時に、

兵団が持ち込んできた「共通語」にハルビンの言葉は取って代わられ、

「共通語」がハルビンの一般庶民に広まっていったのですね。

 

一方、北京では既に一般庶民の間で定着していた「北京語」が

「共通語」に取って代わることはなかったのでしょう。

 

注1:留学先の大連では、結構「訛り」が強かったので、

ただ買い物をするだけでも、言葉が聞き取れないことが多々あり

当時は相当苦労しました。